天使のいない12月
作品情報:2003年 Leaf
はじめに:
雰囲気はいいなと前々から思ってた。
音楽:B+
音の質はいいんだけどぶつぶつ切れては再生切れては再生で印象に残りにくい。勿体無い。
OPがそこそこ。
絵:A
相変わらず安定してるというか。
シナリオ:A-
後味悪いのに妙に印象に残った。数点理由がある。
何かを掴めた人がいる、でもその犠牲になった人もいる。といった風な、ゲームならではの皆がハッピーになりましたを描くことがなく、どこまでも現実的なシナリオってのが一つの要因。
この作品のいいところは「鬱さ加減」がいいからとかじゃなく、まず上で挙げたどこまでも丁寧に描き続かれるリアルな流れがあること。
それと、得ろシーンをただの得ろシーンで終わらせていないこと。作品の種類によりますが、美少女ゲームの得ろシーンというのは、攻略キャラのサービスショット的な位置であり、あまりシナリオへの意味を持つことはありません。しかし、この作品ではセックス自体に色々な意味や理由がこもっていて、ここでもまた考えさせられたりシナリオの流れを掴んだりすることがあります。その点で言えばこのゲームは少し特殊です。
そういった他の作品にはあまり見られない点と、ゲーム自体が出す何処か物悲しいけど癖になる雰囲気が、この作品の魅力となって印象に残ったようです。
「鬱ゲーだからおすすめ」と一纏めにするのはちと如何なものかと。
長々とべた褒めしているレビューはこちら↓
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<長めのレビュー>
システム:B
でぃすくれすにしろ!!!!!!
ある程度良質:A-
勘違いしてる人が多い。シナリオは良い。
プレイしたら何かしら思うことは出てくると思います。
-分かり易いまとめ-
絵 ★★★★☆☆
シナリオ ★★★★★☆ 程々に息切れせず徹底した現実的なシナリオ
音楽 ★★★★☆☆ OP良し
個人的お勧め度 ★★★☆☆☆
システム ★★★☆☆☆
使用度 ★★★☆☆☆
総合評価 ★★★★★☆ ちょっぴり変化球したいなら