秋桜の空に
作品情報:2001年 Marron
はじめに:
「汚されたネコミミ幼妻vs受難メイド巫女、監禁白濁汁まみれ屈辱盗撮、もうパンツ返して下さい。マニアエディション」のポテンシャルが凄まじい。
音楽:B
仕方ないけど古臭い安っぽいが多々。
OPとEDアレンジ、暴れユニコーン辺りは良い方か。
絵:B
立ち絵・一枚絵ともに安定感無し。
得ろシーンのCGは意外にも結構見れたりするが、差分無し。
シナリオ:B+
学園物+ファンタジー要素。
よくある感じの心に傷を負っていて人間関係に一本線を引いてるみたいなタイプの流れだが、
前半の学園部分でのイベントシーンをしつこく細かく描写せずトントンと終わらせつつ、軽めのテキストで仕上げているのでダレがこない作りになっている。この点は非常に良い。
学園物のわりにキャラ立ちが良く、日常内容も笑える。
付き合う過程が薄い気がするが前述のこともあってかそこまで気にはならなかった。
シリアス入った途端駆け足になるのと全員水晶持ってるってのはなんだかなぁって感じだったけど。
システム:B-
紙芝居やなぁ。UIもださいし。
OSのせいで動作しない場合は有志の方が配布して下さってるツールで解決。
別件:
ゲームとは関係ないがドラマCDの出来がかなりいいので、作品が気に入った人は購入してみるのもあり。
声ついてるしBGMはゲーム中のモノも使用しているのですんなり入りやすい。
総評:B+
声無しだが学園モノのわりにテンポが良く楽しくプレイできる部類。
終始大笑いを期待するような出来ではないが普通のかったるい&だだ甘なテンプレ学園に飽きた人はおすすめ。(爆笑*1ゲーってのは美化してると思う)
締めはやや失速気味だが、キャラ個性とシナリオのバランスが程よい、荒削りな惜しい良作。
-分かり易いまとめ-
絵 ★★☆☆☆☆ 品質低め
シナリオ ★★★☆☆☆ 読みやすい(=やや軽い)
音楽 ★★☆☆☆☆
個人的お勧め度 ★★★★☆☆
システム ★★☆☆☆☆
使用度 ★★★☆☆☆
総合評価 ★★★★☆☆ 面白いが総合力は若干低め
*1:そもそも「爆笑」って複数人の表現だし。