真夏の扉
作品情報:2003年 Harbor
はじめに:
ほぼ山谷がない平坦な道が続く感じのシナリオとテンポの悪さとシステムと音楽がものすごいかみ合っていて(?)悪い方向にかなり傾いていた。
音楽:B
綺麗めだが普通としか言えないほどのクオリティ。
絵:B
立ち絵ののっぺり感はだいぶ見てられないがCGの方は上質がちょくちょくある。
しかし立ち絵比率が圧倒的に多いので結局のところプレイ中は低品質の絵を見ている時間が長く特にキャラへの愛着なども沸かない、などの問題が発生している。
シナリオ:B-
「相当」だるい。
学園平凡モノかつテキストを読んでいて面白いと思える部分がほぼ皆無なので日常シーンがかなり苦痛。なおかつ共通ルートは1日1日を刻んで進んでいくのでプレイ意欲が徐々に下降していくのを体感できる。
あと、学園モノなくせに登場人物しかこの街にはいないのだろうかと思わせるほどテキストが稚拙。会話のやりとりが下手なのかどうかよくわからんが賑わってる感が全然伝わってこないのは確か。
妹がメインルートではあり衝撃的ではあったがそこまでの過程や他ルートや日常がだるすぎていまいち頭に入ってこない内容となっている。
システム:C
表情切り替えとボイス再生が遅すぎてテンポがゴミ。
平凡なシナリオと相まってイライラします。
総評:B-
ここだけはずば抜けて良いみたいなものが無い上に平均以下の項目がずらりと並ぶ作品。
プレイすると、えろげ意欲が下がるタイプのゲームなのでやるべきではない。
イラストレーターの無駄遣い。
-分かり易いまとめ-
絵 ★★★☆☆☆
シナリオ ★★☆☆☆☆ 糞テンポ
音楽 ★★☆☆☆☆
個人的お勧め度 ☆☆☆☆☆☆
システム ★☆☆☆☆☆
使用度 ☆☆☆☆☆☆
総合評価 ★☆☆☆☆☆ 地雷臭