Crescendo 〜永遠だと思っていたあの頃〜 Full Voice Version



作品情報:2003年 D.O. (無印2001年)


はじめに:
アナザーは個人的にちょいと蛇足を感じたキャラもいたが概ね満足。っていうか重くしすぎたらただのめんへらじゃねーか!



音楽:A-
良さげなやつ数曲を使いまくる仕様。
作品に合ってて良かったと思うがやっぱりもうちょい数欲しかったかな?



絵:A-
目と指はちょっと…って部分もあったが、なんか表情が巧い。唇と髪も。
量産型な絵柄じゃないし綺麗でちょっと儚い雰囲気とか作品にマッチしてる。(というかイラストレーターが女性っぽい)
CGで渾身なやつもちらほら。



シナリオ:A
学園モノの一部分に焦点を絞り、それを丁寧に、濃く、綺麗に纏めているのは秀逸。
テキストはちょっとキザっぽく感じる人もいるかもだが、許容もしくは好む人であれば読んでいて半端じゃない安定感を感じると思う。
短編モノの内容ではあるが丁寧で細かい描写が容易に浮かぶテキストと回想を挟んでくるので物足りなさはあまり感じなかった。
正直、得ろシーンの文章でさえ読んでて良いなとか思った。



属性:A
年上とか背が高い後輩とかもうストライクゾーンをびしびし攻めすぎ。



総評:A
丁寧な描写で安定感があり、短いながらも比較的濃い内容で、しっとりした世界観。
プレイ後に心地良い余韻をもたらしてくれる素晴らしい作品


-分かり易いまとめ-
絵       ★★★★☆☆ 癖あり 表情が良い 髪細かい
シナリオ    ★★★★★☆ 抜群
音楽      ★★★★★☆ 良いけど、クラシックだから良いみたいな錯覚に陥ってる可能性が
個人的お勧め度 ★★★★★★
システム    ★★★☆☆☆
使用度     ★★★★☆☆ 年上好きなら
総合評価    ★★★★★☆ 割と名作位置な気が